【第2回】ビジネスモデル虎の巻:ビジネスモデルをテーマにした理由

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こんにちは。
渡邉ひとしです。

出版ブログ第2回のテーマは『テーマを選んだ理由』

 

ビジネスモデルをテーマにした理由

結論から言えば……
とても嬉しい成功体験をしたからですが具体的にお話しします。

2009年に前職の社長を退任して広告企画会社を設立しました。

前職は広告業界でしたが電通専属の広告企画制作会社でした。

前職での広告企画・制作の体験から単なる商品告知をするだけの広告物を提案することができませんでした。

中小企業の社長さんからは「理屈はいいから綺麗な広告を作ってよ」と言われることが何度もありました。

しかし
専門家として理屈抜きの綺麗な広告では求めている効果が出ないことは火を見るよりも明らかでした。

そのことを一所懸命に説明すると中小企業の経営者の方から「コンサルタントみたいだね」と言われることがよくありました。

「社長、やめてください!」

「コンサルタントと言われると嫌な気持ちになりますから」今から思うと恥ずべき言葉ですが……

当時はコンサルタントに対して悪いイメージがありました。

ある日
企業の幹部の方と出会い雑談している時に最近の気になることを話していると

「いま話しているビジネスを企画書にしてもらえますか?」と言われ5日間で企画書を完成させました。

そして
幹部の方に新たなビジネスモデルを年末に企画書の形式で送りました。

 

ビジネスモデルで事業が大成功!

それまでビジネスモデルとして企画書仕立てで考える機会はなかったので

本当に企業が採用するだろうか?
と半信半疑でした。

年が明けた1月4日にその幹部の方から連絡が入りました。

「社長が決断しました!!」

「渡邉さんが提案してくれたビジネスモデルを丸呑みします」

「他の幹部たちも全国を走り回っていろいろと提案してもらいましたが渡邉さんの提案が採用されました!」

全国から提案を集めていたとは知りませんでしたがそれよりも何よりも……

自分の提案した企画を企業が丸呑みするということが信じられませんでした。

そちらの怖さの方が大きかったことを今でも鮮明に覚えています。

それから3年が経過した時には「年商28億円」の企業が「年商58億円」になっていました。

この時の企画書のタイトルは「5年で100億円達成!」でした。

この成功体験が契機になって広告会社からコンサルタント会社へと事業転換をしました。

これら複数の成功体験を踏まえ中小企業の事業転換には

新たなビジネスモデルの構築が欠かせないとの強い想いをもって今回の著書のテーマを
「ビジネスモデル」に決めました。

(*次回、出版ブログ第3巻に続く)