こんにちは。
渡邉ひとしです。
ビジネスモデルで中小企業の経営者の方に伝えたいこと
ビジネスモデルの何を書くのか迷いました
著書のテーマは
「ビジネスモデル」に決まりましたが
ビジネスモデルのことを書こうと思えばその形式や内容は幾つも考えられます。
- ビジネスモデルの事例集
- ビジネスモデルの作り方
- ビジネスモデルの考え方
- ビジネスモデルのドリル
- ビジネスモデルのチェックリスト
……などなど。
これらの形式や内容について何回も何回もメモに書いて考えてみました。
この中から選び抜いた形式と内容がビジネスモデルのチェックリストでした。
今日はタイトルを選んだ理由をお話ししていきます。
ビジネスモデルで中小企業経営者に「形式と内容の悩み」
自分が学んだビジネスモデルの教科書は『ビジネスモデル・ジェネレーション』です。
このような完成された教科書がすでに世に出されているにも関わらずあえて今回の著書の形式や内容を『ビジネスモデルの教科書』にする必然性がないと考えました。
『ビジネスモデルの考え方』になるとビジネスモデルの歴史から紐解き体系化する必要があると考えました。
そのためには相応の時間をかけて文献等を調べて研究する必要がありますが中小企業の経営者の方には実用的ではないと思いました。
『ビジネスモデルの事例集』も面白い形式と内容だと思いましたがこちらも相当の時間をかけて実際の企業への取材を繰り返し研究する必要があります。
こちらも中小企業の経営者の方にとって実用的ではないと思いました。
『ビジネスモデルのドリル』は今回の形式と比べ選択に悩みました。
ビジネスモデルの設定された質問に対して答えを自分で書き込みながら質問の正解について考えていくことは、比較的に難しいビジネスモデルを理解しやすいのではないかと考えました。
しかし
最終的に選択しませんでした。
そのやめた理由は簡単です。
わざわざ「ドリル」を買ってまでビジネスモデルを知りたいと思う中小企業の経営者の方がいるだろうか?
という疑問です。
今回の出版の形式と内容は……
「経営者の方に自社のビジネスモデルをご自分で検証できるようにしたい」という考えのもと、今回の出版のタイトルも『ビジネスモデル虎の巻!』に決めました。
次回(第4巻)の出版ブログは……
『ビジネスモデルの9項目』
についてお話しいたします。